以前LED照明を用いた植物工場が話題にしましたが、今度はLED照明を用いた地酒で
す。
LED照明を用いた地酒?
植物は光が必要だから何となくわかるんですが、酒造りにも光が必要なんですか
ね??
先日、徳島県立工業技術センターというところで、LEDの光を活用して、日本酒醸造
に用いられる 「新酵母」の育種に成功。
酒造業者と同センターが「徳島らしさ」を持った酵母を作ろうと、LEDを使うことを
発案したんだそうです。
2013年から研究を重ね、試行錯誤しながらこの度出来上がった酵母は「発酵力」が高
く、フルーティーでさわやかな味わいが特徴。お酒が苦手な人も飲みやすい仕上がり
だそうです。
ちなみにこの新公募の名称はまだ決まっておらず、県が公募中です。
同センターはこの「新酵母」を新たな「徳島ブランド」として展開していく予定だと
か。
実は徳島県は、ノーベル物理学賞を受賞した中村修二氏がかつて在籍していた「日亜
化学工業」本社をはじめ、LEDを扱う企業が県内に集積していて、LEDは徳島県の「地
域資源」なんですね。
トリエンナーレ形式で3年に一度開催される「徳島LEDアートフェスティバル」も大変
盛り上がっているようです。
2013年に開催された際は、約21万人が来場し、LEDの光で彩られた徳島の夜を楽しん
だそうです。
LEDの光は、地域おこしにもなるんですね~・・・。
というわけで今回は徳島県にスポットを当ててみました。