『ゴッホ風アニメーション』

言わずと知れた、フィンセント・ファン・ゴッホ。
画家を取り巻く状況が劇的に変化する時代を生き、わずか37歳にして自ら命を絶った彼の生涯もまた有名です。

いまだ絵画界に大きな影響力をもつゴッホに魅せられた画家は多いことでしょう。
2年前、そんな有志らが集まって、ゴッホの生涯を描く映画「Loving Vincent」を作ろうというプロジェクトが発足しました。

http://www.lovingvincent.com/

ただ、そのプロジェクトが前代未聞なことは、アニメーションの一コマ一コマを、全て油絵で描くという手法を用いる点です。

それもただの油絵ではなく、ゴッホの作風を完コピした油絵。
完成すれば、まるでゴッホが作ったような動画になることでしょう。

そしてついに、「Loving Vincent」の予告編が公開されました。

本編アニメーションは80分の長編。
全コマすべてを油絵で描くのは、もちろん映画史上初の試みだそうです。

ゴッホの技法を使って1コマずつ描かれた油絵は、1秒間に12枚から24枚も使用されています。
それが80分というのだから、単純計算しても、6万5千枚から13万枚と膨大な量になります。

画家たちは、アニメーションがちぐはぐにならないように、作風を統一するために数ヶ月間ものトレーニングを行なってからスタートしています。

制作は、ポーランドのとあるスタジオで行われているそうで、何と100名を超える画家が動員されています。
しかしそれでも人手は足りず、さらにスタッフを募集中だとか。

全編公開は2016年内を予定しているそうです。
途方も無いプロジェクトですが、本当に完成するんでしょうか・・・。

撮影機材・LED照明の専門店

秋の空

よく「秋らしくなった」「秋の空は高い」といいますが、どうしてでしょう。
秋にかけては春とは違い、空の透明度が増すからだそうです。それは春の大気は雪や氷が溶けた地面から熱とともに大気に蒸発することで白くもやのように見える特徴がありますが、
秋は高気圧に覆われて晴れ、さらに夏の草木によってほこりが立ちにくい、また「黄砂」がないということで秋の空の透明さが増すようです。
そして非常にシンボル的な「秋の空」には「うろこ雲」「いわし雲」といったように巻積雲(けんせきうん)が見えますが、この種の雲ができる位置が文字通り「空高い」場所にできる雲の種類なのです。
季節感たっぷりの秋の空は昔から俳句の季語にも用いられるほど。そして写真の対象としても撮影され続けています。
透明で空の色がきれい、そして季節を象徴するようなシンボルがある「秋の空」は絶好な撮影テーマになります。
行楽シーズンそして子供達とともに家族のイベントも多い季節、秋空を背景に写真撮影のモチベーションが上がりそうです!

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『博物館が求めたスーパーLEDライト』

博物館や美術館の照明は、展示品の魅力を引き出すためには欠かせません。
作品の持つ本来の色を保たなければならないため、明るすぎても、暗すぎてもいけま
せん。
非常に繊細な調整が必要なのです。

アメリカでは、照明デザイナーの強いこだわりが、新たな次元のLED照明を生み出し
たと言います。
その人の名はスコット・ローゼンフェルド。
スミソニアン博物館分館のギャラリーの改装に伴って、照明器具の一新を試みまし
た。
しかし、それまで試してきたものは、どれも彼の目的にそぐわなかったそうです。

制御可能な照明の特性は、形、配電、動き、色、強度の5つ。
最初の4つは、LEDで達成できますが、強い光を思う場所へ直接当てるには、現状のど
のLEDランプにもできないほど、「幅の狭い光線」が必要でした。

ここでスコットは、「よい照明がないのなら、つくってもらえばいい」と発想しま
す。

国の研究機関や企業を巻き込み、新たなLED照明の開発に奔走しました。
そうして完成したのが「Very Narrow Spotlight LED」。

この新たな照明のおかげで、今まで無かったような光の配列、延長、形成、拡散の方
法が可能になりました。
5m以上も離れたところから、直径35センチほどのスポットを照らしだすことができた
のです。
それまでの照明では90センチが限界でした。

彼はとても頑固にエンジニアや科学者とやり取りをしたそうです。
それが新たな照明の誕生につながったのですね。

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『LEDパーティーライト』

アメリカのデジタルオーディオメーカーのION AUDIO(アイオンオーティオ)から、
LEDパーティーライト「パーティボールUSB」が登場しました。
その名の通りUSB電源を動力とするライトなのですが、マイクを内蔵していて、周囲
の音に反応&同期したライトショーを見せてくれるという、懐かしくも新しいパー
ティアイテムなんです。

アイオンオーディオといえば、少し前にお手頃価格なデジタル・アナログレコードプ
レーヤー「Archive LP」を発売して、ブーム再燃とも相まって大ヒット商品となりま
した。
「Archive LP」の最大の特徴は、USB経由で、アナログレコードのサウンドを、デジ
タル保存できるところです。
いわばそのサイドメニュー的な商品が今回の「パーティボールUSB」でしょうか。

LEDはRGBの3色。
内蔵マイクが周辺の音を拾って、自動でライトショーの具合を調節してくれます。
「Archive LP」で取り込んだ曲に合わせて光るというわけですね。

PCやテレビ以外にも、USB端子を備えた同社のスピーカーにつなげて光らせることも
可能だそうです。
デスク上に置いたり、コンセントに差して立たせたり、高い位置につけてミラーボー
ル風にしたり、様々に設置可能。
アームはフレキシブルなグースネックになっています。

最近発売されたばかりで、価格は1,980円です。

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『ハロー効果』

「人を外見で判断してはいけない」とはよく言われていますが、それでもやっぱり初
対面の人に対しては、反射的に外見で判断してしまいがちです。
でもこのような判断は、学校や職場においては、重大な影響を与えることにもなりま
すよね。

最新の研究で、魅力的な人はより「賢く見える」という調査結果が出たそうです。

セント・アンドルーズ大学の研究グループが、以下のような実験をしました。
まず学生たちの写真を撮り、写真のイメージと学校の成績をリンクさせました。
つぎに、「標準化」と呼ばれる、より無表情に近い印象にした写真を作りだしまし
た。
そして彼らの学年や学部に応じて点数が調整され、全ての写真のGPA(成績評価値)
が算出されました。

その後、4つのグループに分けた別の参加者たちに、外見から判断できる魅力、知
性、誠実性、学業成績を評価してもらい、研究者たちが彼らの実際のGPAと比べてみ
たのだそうです。

その結果、より魅力的な表情をしている場合は、知性や誠実性、学力も比例して高い
評価を受けていることが判明しました。
実際には、魅力と学力の関連性はないのですが。

人々がこのような評価をつけるのには、「ハロー効果」と呼ばれる心理的作用が影響
しているそうです。
ハローとは、「後光が差す」と言う時の後光のことで、後光効果、光背効果とも呼ば
れます。

ある人の学歴が高かったりスポーツに優れている場合、たとえ関係ないとわかってい
ても、その人物の人格までもが優れていると思い込んでしまうという効果です。

そこで追跡実験が行われ、「ハロー効果」を取り除くため、全ての顔に等しい魅力ポ
イントをつけるよう、コンピューターのソフトウェア編集機能を使い、写真を編集し
ました。

そうして「ハロー効果」が取り除かれると、「誠実性」のみが実際の学力と高い相関
性があるということが判明したそうです。

つまりはやっぱり、「人を外見で判断してはいけない」ということなんですね。

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『光を反射しない「超黒」』

ちょっと不思議な、黒すぎる「黒」。
どれだけ照明を当てても、真っ黒な「黒」の誕生です。
まさにブラックホールのような漆黒の新素材が開発されました。

「ヴァンタブラック」または「超黒」と呼ばれる光吸収素材。
なんとその光の吸収率は99.965%。
つまり光を0.035%しか反射しない素材なのです。

以下の動画は開発途中にあるヴァンタブラックの反射率試験の映像です。
普通の黒なら、照明を当てると、一応明るい部分と暗い部分が出来るものですが、
このヴァンタブラックにおいては、光が消えてなくなります。

https://www.youtube.com/watch?v=O0CYc_mC3Uo

現在、さらに光の吸収率を高めようと研究しているそうです。

たとえば、シワクチャにしたアルミホイルにこのヴァンタブラックの液体を塗れば、アルミホイルのシワシワがまったくわからなくなるほどに超黒。
シワの陰影がなく、一様に真っ黒になるのです。

そんな不思議な「黒」、使い道としては、宇宙望遠鏡のような超精密光学機器や、赤外線スキャンシステム、ステルス車両などへの使用が想定されているそうです。
もっと一般化すれば、写真撮影の際にもいろいろと活用できそうですね。

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『中判カメラ』

スタジオでの人物撮影や商品撮影には、35mmデジタル一眼レフカメラフルサイズのク
オリティを上回る、「中判カメラ」を使うのもお勧めです。

当店の大光量LED照明機材と併せて使っていただければ、中判デジタルが苦手とする
高感度にしなくても大丈夫。
高画質なので、撮影後のレタッチや合成にも適しています。美容系の撮影とかには最
適ですね。
ただし、ピント合わせの難しさとブレが目立ちやすいため、三脚は必須です。

また、スタジオ撮影のみならず風景写真を撮るのにも優れていて、遠くのものまで
クッキリ写るシャープな写真、ボケを活かした臨場感のある写真、様々な撮り方にお
いて35mmより優秀です。
さらに、黒としてつぶれずに、白としてとばさずに、再現出来る階調の幅が広いの
で、深みのある豊かなトーンの写真に仕上がります。

中判カメラといえば、ローライやハッセルブラッドなどのブランドが思いつきます
が、何せ高価なんですよね。
実は日本製の中判カメラも扱いやすく、操作が簡単で綺麗に撮れるので、特に海外か
らの人気が高いんだそうです。
海外輸入のメーカーものよりも安く手に入り、マニアも多いため、関する情報が多い
のも利点です。

最近は革命的な価格の中判デジカメも登場するなど、昔よりは手にしやすくなってき
ています。
35mmでは到達出来ない世界を見れるはずです。

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『プロジェクションマウス』

プロジェクションマウスというものが発売されているみたいです。

キーボードのものは既に世に出ていて話題になっていますが、それのマウスもついにデビュー。
このプロジェクションマウスをUSBケーブルを使ってPCに接続すると、赤いレーザーで約4センチ前方にバーチャルマウスが投影され、そのエリアを指でタッチすることで、カーソル操作やジェスチャーといったさまざまなマウス操作が行えるというもの。
エアーなマウスですね。

そもそもレーザーを放つ投影機がマウスぐらいの大きさなのに、わざわざバーチャルマウスを作り出しているという、この近未来感。
感覚的な指タッチのみでさまざまな操作が可能なので、マウスを持つ必要がなく、手首やヒジの負担を抑えられるとのこと。

バーチャルキーボードと組み合わせて使えば、とても近未来感たっぷりなPC環境ができあがりますね。
ドライバー等をインストールする必要もなく、明るい場所でも投影が可能ですが、バーチャルマウスはデスクの上など平面に投影しないと機能しないようです。

価格は一万円ほど。マウスより高い。。。

携帯、パソコン、カメラなど・・・なんでもプロジェクションな時代に、いよいよ突入するのでしょうか。
さすがにカメラがプロジェクションっていうのは、ありえないですね(笑)

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『プロジェクションマウス』

プロジェクションマウスというものが発売されているみたいです。

キーボードのものは既に世に出ていて話題になっていますが、それのマウスもついにデビュー。
このプロジェクションマウスをUSBケーブルを使ってPCに接続すると、赤いレーザーで約4センチ前方にバーチャルマウスが投影され、そのエリアを指でタッチすることで、カーソル操作やジェスチャーといったさまざまなマウス操作が行えるというもの。
エアーなマウスですね。

そもそもレーザーを放つ投影機がマウスぐらいの大きさなのに、わざわざバーチャルマウスを作り出しているという、この近未来感。
感覚的な指タッチのみでさまざまな操作が可能なので、マウスを持つ必要がなく、手首やヒジの負担を抑えられるとのこと。

バーチャルキーボードと組み合わせて使えば、とても近未来感たっぷりなPC環境ができあがりますね。
ドライバー等をインストールする必要もなく、明るい場所でも投影が可能ですが、バーチャルマウスはデスクの上など平面に投影しないと機能しないようです。

価格は一万円ほど。マウスより高い。。。

携帯、パソコン、カメラなど・・・なんでもプロジェクションな時代に、いよいよ突入するのでしょうか。
さすがにカメラがプロジェクションっていうのは、ありえないですね(笑)

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モニターの遮光

先日CMのロケ撮影をしている撮影隊を見かけました。かなり大掛かりなセットのなか、目立っていたのが黒いテント。
日中の太陽光が強いなか、撮影した映像チェックは屋外では不可能です。
ロケ撮影で近くに中継点としてお店やなど建物を確保できたりする場合は、そこを基点に撮影前後の映像チェックは屋内ことがほとんどでしょう。
それでも立地的にそれが不可能な場合も多々あるはず、そして登場したのが黒テント。
いわゆるアウトドアのテントとは違い、小部屋くらいの高さと幅のある空間で、天井もしっかり張られていましたが、側面は出入りをしやすくするためかカーテン状になっていました。
ひらひらとなびく側面のカーテンの隙間からは、テーブルに設置された機材がかっしり、そしてその横には椅子とともにモニターが置かれていました。監督チェックの空間です。
モニターチェックの際に遮光がシビアに行われるのは、外光に左右されてモニター上の明暗や色合い、コントラストが正しく判断されなかったり、外光反射で作業の妨害も避けるためです。
映像でも写真でも最終チェック次第で仕上がりが変わると思えば、自ずと慎重になります。
さて、ご家庭でもパソコンでの写真やビデオのチェックや整理の際にモニターの遮光に気遣いされていますでしょうか。日当たりのいい窓を背にして、または窓を前にしてパソコンに向かっていませんか? ディスプレイの輝度が自動調整されている場合には部屋の明るさによって、時間によって自動調整され、知らないうちに一定の輝度で作業していないことになります。
ポストプロダクションのオフィスや印刷ラボなどは外光をシャットアウトしていたり、もともと日当たりのよくない物件を選んだりします。「日当たり良好」はモニターの作業には必要ないんですね。
プロのようにモニターの遮光フードをつける必要はありませんが、ちょっと意識してみてはいかがでしょう。

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